グラウンドに直角を取る方法として ”3対4対5” の比率で直角三角形を作る方法が定番ですが、他にも方法はあります。
その中でも最も単純で、分かりやすい方法を紹介します。この方法は数値を出す必要が無いので、作業が単純です。
用意する道具は有る程度の長さのロープが1本だけです。

まず最初に基準となるラインを引きます。

angle2_01

次に基準となるラインの端にロープを合わせたうえで、ロープの中央を持ち二等辺三角形を作ります。
そうして出来た二等辺三角形の頂角に印をつけます。

angle2_02

ロープで出来た辺の一辺を固定したまま、直角を出したい側の辺のロープを下図の様に動かします。
そうして直線に伸ばしたロープの端に印を付けます。

angle2_03

基準線の端と、上図で出した印を結ぶと下図の様に直角を出すことが出来ます。

angle2_04


この方法の最大のロープ一本で直角が出せるのと、作業の簡単さ。
練習試合だったらこの方法と歩測で十分綺麗なコートを描くことが出来ます。